店舗を改装するなら知らなきゃ損! 人気店舗に共通する内装デザインとは

店舗を改装するなら知らなきゃ損! 人気店舗に共通する内装デザインとは

お店を経営していて、こんなお悩みはありませんか。
「そろそろ建物も老朽化してきたから、店舗を改装しようと思っているけど、内装もこだわった方がいいのかな」、「最近売り上げが横ばいで、店舗改装したら集客が伸びるって話も聞くけど、具体的にはどんな風にしたらいいんだろう」という方は必見です。
これから店舗の改装や新装をする方向けに、人気店舗に共通する内装デザインについてご紹介します。

ターゲット層の絞り込み

人気店舗に共通する内装デザインの一つに、ターゲット層をしっかり意識したデザイン、ということが挙げられます。
ターゲット層を意識したデザインによって、よりお客様の心をとらえることができるからです。
よってこれから店舗を改装するのであれば、これまでの既存顧客層の再確認と立地の再確認を行い、改めてターゲット層の絞り込みをしましょう。

顧客層の再確認

まず既存の顧客層の再確認をしましょう。
既存のお客様の顔を思い浮かべてください。既存のお客様は女性が多いですか? 男性が多いですか? 年代は若い方が多いですか? 年配の方が多いですか? 例えば既存のお客様に年配の女性が多ければ、年配の女性が立ち寄りやすいよう明るいけれど落ち着いた雰囲気の壁色にし、ゆったりしたソファーを設える、という方向性も良いでしょう。

立地の再確認

つづいて立地の確認も行いましょう。
オフィス街にある飲食店ならば、短いお昼休みに会社員がさっと立ち寄れるファーストフードメニューを全面的に打ち出し、回転率が上がるカラーでお店の内装を統一するという方法もあります。

同じデザインのないチェーン店

顧客層と立地の再確認の重要性は、人気コーヒーチェーン店からも言えます。
日本でも指折りの人気のコーヒーチェーン店では、国内に多くの店舗がありながら、同じデザインの店舗は一店もありません。
それは一店舗一店舗がお客様の性別、年齢層、職場や生活環境などの地域性を意識した内装デザインにし店舗造りをしているからです。

コンセプトの確認

ターゲット層の絞り込みと同時に、人気店舗ではコンセプトが確立されています。
それでは改めてコンセプトとは何なのでしょうか?

例えば、一部店舗でナチュラルさを重視しているコンビニのコンセプトは「毎日だから大切に」です。
また家具販売店では「より豊かで上質な暮らし」をコンセプトに「お値段以上」というキャッチコピーで親しまれている企業もあります。

コンセプトとはこのように、店舗がお客様に提供する価値を表現したものです。
あなたのお店のコンセプトは何ですか? お客様にどのような価値を提供しますか? コンセプトがはっきりすると、それに沿った内装デザインを決めることができ、さらに今後の店舗運営の軸になりますので、しっかりと確認しましょう。

独自性のある内装デザイン

ターゲット層とコンセプトの意識がはっきしたら、いよいよ具体的な内装デザインに入ります。
ここでは、ターゲット層とコンセプトを意識し、独自性を売り出す例をご紹介します。

テーマパークに学ぶ

テーマパーク内のレストランやカフェでは、テーマパークの雰囲気をそのままに草花や動物のオブジェを店内に演出しているところがあります。
また内装だけでなく従業員の制服や接客、さらにはメニューに至るまであらゆる所でテーマが演出されていることは珍しくなく、徹底されています。

SNSにアップしてもらえる内装にする

先にご紹介したように、店内のデザインを印象的なものにしますと、近年では、お客様がSNSに取り上げてくれることも多いです。
SNSの影響力は大きく、広告効果がありますので、常にSNSで撮影されても良いように店内を整えておくのも良いでしょう。
テーマパークのような大々的なオブジェがなくとも、商品を含めた店内の照明・テーブルやイスなどの家具の雰囲気、ちょっとしたこだわりが見られます。

動線

最後に動線についてご紹介します。動線とは店内のデザインをするときに意識すべき人の流れです。特に重要な動線には二つあります。それはお客様動線と作業動線です。

お客様動線

お客様動線とは、お客様が店内を見て回る際に実際に歩いて回る経路で、長くすることがポイントです。
というのも、動線が長ければお店の滞在時間を長くすることができ、商品を購入してもらう可能性が高くなるという統計があります。
例えばお店の滞在が2分のお客様と20分のお客とでは、どちらが商品を買ってくれる可能性が高いでしょうか。20分のお客様の方が確率が高いです。

このようにお客様を意識した動線は重要です。
特に物販店舗では商品の陳列も工夫しながら、お客様動線をより長くする内装デザインにしましょう。

作業動線

作業動線とは従業員が店舗内で動く一連の経路のことです。
例えば飲食店の厨房で、冷蔵庫とシンク、コンロがそれぞれ部屋の隅にある場合はどうでしょう。
大型店舗で多くの従業員がいらっしゃる厨房ならば良いかもしれませんが、厨房の人数が少ない店舗では作業効率が悪くなるでしょう。
作業動線の善し悪しで商品を作る時間が短くも長くもなり、それは売り上げにつながります。
よってこれから店舗を改装する方は、できるだけ動線が短くなるようデザインしましょう。

まとめ

人気の店舗にはターゲット層やコンセプトが意識され、さらに動線が考えられた内装デザインになっていることが多いです。
これから店舗の改装や新装を考えていらっしゃる方は、売り上げが伸びるように内装デザインにもこだわってみてください。

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