店舗を新しくするなら看板も新しく! 来客数をUPさせる看板とは

店舗の新装をお考えの方はどんな準備を始めていますか? 
新装にかけられる費用の計算や、新しくする設備、内装デザインや外装デザインなど、考えなければならないことは山ほどあると思いますが、一緒に看板についても考えてみてください。
お店の顔ともなる看板は非常に重要で、看板を替えただけで月の来店数が300人も増えたという例があるほどです。
この記事では来客数を増やすための看板デザインや看板周辺の改善点などについてご紹介します。
店舗の新装をお考えの方はぜひご参考にしてください。

お店を知ってもらうマイナスな要素を取り除く

看板の使命はお店があることに気付いてもらうことです。
よってお客様の認知を妨げる要素があるならば、まずそれを取り除かなければなりません。

 

・地下や空中階の店舗のため通行人に気付いてもらえない

この場合は特に大きな目立つ看板にして遠くから気付いてもらえるようにしましょう。

・周辺に他店舗の看板が多く出ていて埋もれてしまう

この場合は看板の色や形で他店との違いを出すことで、お客様に見つけてもらいやすくしましょう。

・暗い通りに店舗がある

この場合は電飾看板などにし、暗くても文字が読める看板にしましょう。

・店舗の前に木や電線がある・宅配便の路上駐車が多い

この場合は看板の設置場所を工夫しましょう。
特に路上駐車は見落とされがちなので注意してみてください。

・昼間でも看板に照明をつけておく

昼間でも看板に照明をつけておくことをおすすめします。
というのは看板の照明が消えていると、お客様の目からは営業していないと認識されることがあるからです。
逆パターンで看板が出ているのに実はお店が閉まっている場合は、お客様には悪印象ですので、看板の点灯や出し入れには注意が必要です。

以上がお店の認知を妨げる要因として多く挙げられるものです。
これらの例があてはまる方は、まずこの要因を取り除くことから始めましょう。

何のお店かを伝える

看板が目に入っても、それが何のお店なのかすぐに分からなければ、お客様は通り過ぎてしまいます。
よって何のお店なのかが一目で分かる工夫が必要となります。

デザインよりも読みやすさが優先

オシャレな看板にしたい、趣のある看板にしたいと凝ったデザインにした結果、文字が読めなくなってしまっては意味がありません。
看板は誰もが読める文字や書体を使いましょう。
文字と文字との間も「一文字の20%を空ける」と良いとされます。

店名よりも業態をアピールする

想いを込めた店名は世間に広くアピールしたいところですが、看板では店名よりも業態を押し出しましょう。
なぜなら、一般的に看板をじっくり見る人は少ないからです。
初めて看板を目にする人に一瞬で何のお店か知ってもらうために業態を10文字以下で表記できると効果的でおすすめです。
例えばチェーン店を除いては「イタリアン」「ヘアサロン」といった業態もきちんと表記するとよいかもしれません。

イラストを使う

文字ではなくお店のコンセプトやテーマをイラストで表現する方法もあります。
イラストは分かりやすく親しみも湧きますのでおすすめです。

コンセプトやイメージが伝わる看板にする

看板ではお店のコンセプトやイメージを伝えることも大切です。
お店の魅力が伝わり、ターゲット層に的確に選んでもらえます。

 

・隠れ家的なお店

この場合はサイズの小さめな看板にし、雰囲気が醸し出るような材質にこだわりましょう。

・高級感のあるお店

大衆店ではなく高級感のあるお店の場合は、文字を立体的に浮き上がらせたり、金属プレートを薬品で腐食させて加工したりする腐食看板にしてみましょう。
腐食看板は耐久性にも優れています。

・木の温もりが感じられるお店

この場合は木製の看板を使うと良いでしょう。
天然素材ならではのあたたかみが感じられ趣が出ます。
居酒屋や和食店で使われるパターンが多いです。

・ヨーロッパ風のおしゃれな雰囲気のお店

この場合はアイアンを加熱し叩いて曲げて作られるアイアン看板がおすすめです。
曲線が美しく、全体に重厚感がありつつもアンティーク調のオシャレな看板になります。

実用的な看板の種類

コンセプトを伝える他にも実用的な目的でおすすめの看板をご紹介します。

・深夜まで営業するお店

この場合は、暗くても目立つ電飾看板やネオンサインの看板がおすすめです。
特にネオン看板はレトロな雰囲気も出すことができます。

・コストを抑えたい

この場合はインクジェットプリントやカッティングシート切り文字、アルポリ切り文字がおすすめです。

インクジェットプリントはインクジェットプリンターで印刷します。
色々な素材に印刷ができデザインがしやすく安価です。

カッティングシート切り文字は塩ビシートを文字に切り抜いたシール状のものを貼るもので、窓に貼って使われることが多いです。使える色に限りがありますが、安価で作れます。

アルポリ切り文字はアルミ複合板を切り出して、貼って使うものです。3mmと5mmの厚みがあり、立体感があります。

まとめ

看板は単に設置すれば良いものではなく、周辺状況を見極めて看板そのものの素材や形を選定することでよりお客様に認知されます。
また看板はさまざまな種類があり、その中から適切な素材とデザインにすることで、お店のコンセプトと魅力をアピールでき、お客様に選んでもらうことができます。
お店の看板が古びてきたなと感じたり、お店の新装や改装・リニューアルを考えたりしている方は、看板についてもじっくり考えてみてください。

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