店舗を新装する前に知っておきたい! 通行人の目を惹く外装デザインとは

店舗を新装する前に知っておきたい! 通行人の目を惹く外装デザインとは

「良い商品を扱っているのに、お客様がなかなか来てくれない」とお悩みの店舗経営者の方はいらっしゃいませんか? 
もしかしたら外観に問題があるかもしれません。
意図したことではありませんけど、あなたの店舗はお客様が入りにくい外装デザインだったり、周辺環境の中で目立ちにくかったりしている店舗になっているかもしれません。
この記事では店舗経営者さん向けに、通行人の目を惹き、お客様がお店に入りやすい外装デザインをご紹介します。
店舗の新装をお考えの方はぜひご参考にしてください。

お客様が入店を決定するまでの過程

お店の近くを通ったお客様が入店を決めるまでには、次の3つの段階を踏むとされます。

①外観や看板が目に留まる
②入口付近の商品やメニューを確認する
③外部から店内の様子を観察する

以上の3つの段階で一つ一つ安心できると、お客様は入店を決定します。
よって、この3つに対して警戒を解く対策が施してあると、通行人の目を惹き来客の増えるお店となります。
この3つについて具体的に見ていきましょう。

外観や看板で表現すべきこと

外観や看板では目立つデザインにすることが注目されがちですが、それに加えて業態やターゲット層を意識したお店のコンセプトを表現することが重要になります。

業態を表現する

目を惹くデザインのお店があるけど何を売っているお店か分からない、という状況ではお客様はお店に入りづらいです。
具体的にどんな品物を取り扱っているのかは店内に入らないと分からないとしても、外観からある程度のイメージを持ってもらうことは大切です。
よって、どのような業態のお店なのか想像してもらいやすい外観を意識してみましょう。

お店のコンセプトを表現する

お店のコンセプトを意識することも大切です。
飲食店ならば和風なのか中華・洋風であるのか、大衆食堂なのか高級料亭なのかも外観から分かるとお客様も安心して店内に入れます。

またターゲット層も意識してみましょう。
男性や女性、年配の方や若い方・ファミリー層なども明確にすると、よりお店のコンセプトを伝えやすくなります。

入口付近で商品やメニューを紹介する

お店に入る前に商品が確認できれば、お客様は安心して店内に入ることができます。
飲食店ならば入口におすすめの現物サンプルを置いたり、メニューブックを置いたり、値段も載せると望ましいです。

物販店であれば、お店の売り出し商品や代表商品など実際に手に取れるようにディスプレイすると良いでしょう。
昨今のインターネットショップサイトとの差別化が図れます。

サロンや美容院といったサービスを提供するお店では、値段を載せたメニュー表やサービス中の写真などをディスプレイで紹介するのもおすすめです。

店内を見えるようにする

業態にもよりますが、店内の様子が分かるかどうかは、お客様がお店に入るか決める最終決断をする重要な要素です。
何があるか分からない個室に入ることは、お客様に限らず不安なことです。

よって1階の店舗であれば、前面ガラス張りにしたり、中の様子が伺えるようなファサードにすると良いかもしれません。

一方店舗が地下や2階以上の場合は、店内の写真などを入口付近にディスプレイをすると良いでしょう。
加えて店員さんの写真を載せたるするのもお客様の安心感が増すのではないでしょうか。

以上、お客様が入店するまでのプロセスから通行人の目を惹く外観をご紹介しましたが、これ以外にも外観では考慮すべき点があります。

店舗の周りの人の流れ

意外に見落とされがちですが、店舗周辺の人の流れを踏まえた外観になっていることも大切です。
店舗の周りの人の流れがどのようになっているか把握できていますか?

お店の真正面からは外装や看板がはっきりしていてどんな店舗か分かってもらえても、斜めからの方向や少し離れたところからだとお店が分からない、というようではお客様が通りすぎてしまいます。

お客様は正面からだけお店を見るわけではありませんので、実際に店舗の周りを歩いて見て、人の流れを確認しましょう。
新しいターゲット層の発見にもつながるかもしれません。

競合店との差別化

競合店が多数ある地域では、競合店とのデザインの違いも意識しましょう。
同じ商品を扱っていればターゲット層やコンセプトも似通ってしまうのは、どうすることもできません。
そんな時だからこそ外観で特色を出してみましょう。
外観までもが競合店とそっくりだと、そもそもお客様があなたのお店に気がつかないかもしれません。
外に出て近くの競合店のデザインを観察し、ご自分の店舗のデザインを考えてみてください。

周りとのバランス

外観で独自性を出すことは大切ですが、同時に周辺環境とのバランスも意識しましょう。
例えば住宅街であまりにも奇抜なデザインやカラーの店舗ですと、目立っていたとしても悪印象を持たれ、集客はマイナスになるかもしれません。周辺の町並みや建物と調和しながらも、他店舗と差別化ができる外観が望ましいです。

まとめ

店舗の外装デザインは意図したつもりはありませんけれど、お客様が入りにくかったり周辺の建物の中で目立ちにくかったり通行人に気付かれにくい外装デザインの店舗になっているかもしれません。
きちんと意識して外装デザインをすれば、お客様の目を惹き入りやすいお店になりますので、これから店舗の新装・改装をお考えの方はぜひ、外観についても考えてみてください。

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